Googleネイティブツール(Gemini)
Geminiモデルには、モデルに直接統合されたGoogleネイティブツールのセットがあります。ユニバーサルツールとは異なり、これらのツールはサーバーサイドで処理され、追加のfunction-callingオーバーヘッドがありません。
利用可能なGoogleネイティブツール
| ツール名 | ツールキー | 説明 |
|---|---|---|
| Google検索 | googleSearch | Googleを通じて最新情報を検索 |
| コード実行 | codeExecution | サンドボックス内でPythonコードを作成・実行 |
| URLコンテキスト | urlContext | 特定のURLからコンテンツを取得 |
| Googleマップ | googleMaps | 場所を検索し、ルート情報を取得 |
動作方法
Geminiモデルを選択し、1つ以上のGoogleネイティブツールを有効にすると、これらのツールはモデルによって直接処理されます。AIはあなたの質問に基づいて、どのツールをいつ使うかを自動的に判断します。
他のツールとの組み合わせ
Geminiモデルに依存
Gemini 3以降のモデルは、適切なGoogleネイティブツールをユニバーサルツールやAI-Publicの組み込みGoogle・Microsoft連携と組み合わせて使用できます。古いGeminiモデルは、ネイティブツールが有効な場合、ツールプロトコルが組み合わせを安定してサポートしないため、ネイティブツールセットのみを使用します。
設定
| 設定項目 | 値 |
|---|---|
| 利用可能モデル | Geminiモデル |
| 組み合わせ | Gemini 3以降は可能;古いモデルはネイティブのみ |
ユニバーサルツールとの比較メリット
| Googleネイティブツール | ユニバーサルツール |
|---|---|
| Geminiに直接統合 | 外部API呼び出し |
| 追加のfunction-callingラウンドなし | ツール呼び出しによる追加レイテンシ |
| Gemini向けに最適化 | すべてのモデルで動作 |
| サーバーサイド処理 | クライアントサイドでのツールディスパッチ |
ファイルを使ったコード実行
チャットで送信されたファイルは、コード実行ツールが呼び出される前に自動的にGemini Files APIにアップロードされます。処理終了後、アップロードされたファイルは自動的に削除されます。これにより、CSVファイルや画像、その他のデータを直接解析することが可能です。
使用例
- Google検索: 「今日のAI関連法規制のニュースは何ですか?」
- コード実行: 「この点数の平均を計算してください:7、8、6、9、7」
- URLコンテキスト: 「https://example.com/document のページには何が書かれていますか?」
- Googleマップ: 「アムステルダムからユトレヒトまでのルートは?」
制限事項
- Geminiモデルでのみ利用可能
- ユニバーサルツールとの組み合わせはGemini 3以降が必要
- 組織でGeminiモデルが有効化されている必要あり
関連ツール
- Code Interpreter (OpenAI) — OpenAIモデル向けの類似コード実行ツール
- コード実行 (Claude) — Claudeモデル向けの類似コード実行ツール
- インターネット検索 — すべてのモデルで使えるユニバーサル検索ツール